経営者と消費者の両サイドからの視点が大切ELF85_IMG_0797500

「有機野菜はウソをつく」をいう本を読んだ。

有機無農薬、オーガニックという単語のイメージと本の題名
とのギャップに惹かれて手にとってみた。

有機野菜と聞くと安心安全で栄養価が高いパーフェクトな
イメージがあるけれど、実はそういうわけでもなという話。
調理法ばかりでなく野菜や農薬についても時代とともにどん
どん情報は変化していっている。

まず最初に有機栽培ありきといことではなくて、一番大切
なのは新鮮で栄養豊富な野菜をどうやって消費者に安定し
て提供し続けていくかという視点が必要だというなわけだ。

そして消費者は大きく書かれていることに惑わされること
なく商品を見る目を養っておくべきだという話。

改めて考えるまでもなくしごくあたり前のことである。

目指すところは有機だとしても最初からその領域を前提と
するのではなくて、まずは新鮮で栄養豊富な野菜を円滑に提供
し続けていくことが大前提だということ。

消費者は買うか買わないかの判断は「有機野菜」だからと
いうことではなくて新鮮で栄養価が高いかどうかを見てす
べきなわけ。

ここが抜けてしまってはどうにもならないけれど意外と
スルーしてしまうところに問題がある。

農家が農薬を使うにしてもコストがかるわで、栄養豊富で
元気な野菜を育てるために農薬を使って害虫を駆除するの
が現況で経済的にも時間的にも環境の負担でもベストな
方法なのか、他に工夫すべき点がないのかを十分に考えて
いるかということが大切なのである。

気をつけるべき点を間違えてはいけないというわけだ。
これは中小零細企業にそのまま当てはまる。

経営をしているといろんな判断をしなくてはいけないけれど
一番守らなくてはならないのは何なのかを誤ってしまうと、
本末転倒になるわけだ。

会社経営の場合「売上」を再優先にしがちだが実は「売上」
は最優先ではない。にも関わらず「売上」だけを考えて
行動するケースも目立つ。

「売上」「利益」「資金のバランス」が崩れないように、
人としての「時間」を失うことがないように行動する。
一度決めたからといってそのまま進めるのではなくて常
に新しい知識と技術を身につける努力を怠らないこと。

顧客に価値のある商品の提供が出来て、効率的に利益を
出し続ける(合理的な方法で商品を提供し続ける)事が
できたらベストなわけだ。

何に優先順位をつけるのかを選ぶのは経営者自身でしかない。
昨日までやってきたことを明日も続けなくてはいけない
ということもない。

時間と手間をかけて品質が上がってその結果として顧客
にメリットがあって、利益になれば良いけれど、時間と
手間をかけることに満足してしまい、ただの非効率なだ
けだとしたら悲劇になる。

生産者(経営者)からと消費者からの見るべき視点につ
いて考えさせられます。

 

「有機野菜はウソをつく」

Related Articles:

Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.