消費税の基本

消費税の本則課税をつかっていたら

巷では消費税の増税の話で盛り上がっています。ですが先日お客様の取引先の有名上場企業の次長さんとお話ししたときに、消費税の基本的なことを理解していない人がいらっしゃると言うことにショックを受けたので今日は消費税の基礎のお話です。

今日はそのとき次長さんにお話ししてご理解いただいた消費税の基礎(当社も外注先も本則課税を使っている場合)についてお話しします。

消費税の計算方法

例)
1)100円の売上があります(5円消費税を頂いています)
人件費が100円かかっている(人件費には非課税はかかりません)

税務署に支払う消費税の納付は 5円-0円=5円

5円納めることになります。

2)この会社の人達が全員やめてしまいました。
仕方ないので業務を100円で外注します。(5円消費税を支払います)

税務署に支払う消費税の納付は 5円-0円=0円

外注している会社に5円支払い、税務署に納める消費税はなくなりました。
プラスマイナスゼロです。

損していない

当社は消費税を委託会社に5円支払っていますが税務署に払っていた5円納税がなくなりましたから損しません。今まで人件費が100円で済んでいたので外注先に5円余分に支払うと損したような気がしますが、実は本則課税を使っている会社の場合には全く損しないのです。

外注先に払った5円はどうなるの?

では外注先に支払った消費税50円はどこにいってしまうのでしょうか?
外注先の会社で100円の売上となり(5円消費税を頂いています)
人件費が100円かかっている(人件費には非課税はかかりません)のだとしたら、

税務署に支払う消費税の納付は 5円-0円=5円

となり、今まで当社が納税していた消費税を外注先がそのまま納めることになるのです。

もし消費税をもらわなかったら外注先はどうなるか

もし消費税をもらわなかったとしても売上100円から人件費を100円支払ってプラスマイナスゼロをいうことにはなりません。
この場合には
課税売上高が100円÷1.05=96円(端数切り上げ)
受け取った消費税額が96円×0.05=4円となり

税務署に支払う消費税の4円分だけ持ち出しになってしまうのです。

ですから消費税分は必ずもらってくださいということになります。

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