「利益」と「キャッシュフロー」どちらが大事?PAK86_mimiwokatamukeru20131223500

資金が足りない

「どうしたら会社の資金が回りますか?」そんな質問をよく受けます。
「利益に対して使いすぎるから足りなくなるんです。」それが答えです。
いたってシンプル。
会社の資金が回るかどうかは「キャッシュフロー計算書」を見ます。
「キャッシュフロー」で入ってきた資金から出ていった資金を引いて
どのくらいプラスになるかを見るのです。
それに対して「利益」というのは収入から経費を引いたものです。
どんなに利益が出ていても資金の収支ががマイナスであれば問題なのです。

利益とキャッシュフローどちらが大事?

「利益」と「営業キャッシュフロー」の両方がプラスの状態が理想です。
あまり言われていませんが、会社をやっていて利益を出すのは最低限の
ノルマみたいなものです。例え1000円でも税金を払って利益を維持するのが
前提です。そのうえでキャッシュフローをプラスにするものなのです。
はき違えている人が多いのが現実です。
正直なところ私自身、20代前半でこの業界に入ったばかりのころには、
毎年赤字を出している会社が倒産しないのに、黒字の会社が資金が足りなくて
倒産するという事実を知っていつも不思議に思っていたのです。
勤務していた税理士事務所でも公認会計士事務所でも、決算書の見方なんて
誰も教えてくれませんでした。
座学で勉強したからといって簡単に理解できるものでもないのです。
本当に理解できたのは独立してからです。
そのくらいわかりにくいものなのです。

税金を払った後に利益がでていないと資金は回らない

税金を払った後に利益を残すのが前提なのにもかかららず、資金が足りない
から税金が払えない。と言う人がいます。どういうことなのかというと、
納税資金まで使いすぎてしまったたということです。
使いすぎてしまった後ではどうすることもできません。
足りない資金は融資を受けるしかなくなります。
そして利益を少しでも出すために小手先のテクニックを使う
(翌期以降の費用に合法的に回す)ことになります。これを始めると
ドツボにはまります。
こんな使い方をしていてもいいのだと誤解してしまうからです。
ここまでくるとたいていの社長さんは話を聞きいれませんから
最初が肝心なのです。

使いすぎない

そんな風にならないために資金繰り表を作るわけですが、上記の説明が
理解できていない人にいくら資金繰り表を作ってみたところでまず改善はしません。
それで「利益を出せないなら使わない」ことを徹底してもらうことにしています。

著書 ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 会社の数字がよくわかる本
に書きました。

【編集後記】※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
髪を切ってきました。
実家の近くなので帰りに両親とランチをして、
とりとめのない会話をして元気な姿を確認し合う昼下がり。
先週は著書がアマゾンの総合ランキングで116位まで行ったよ
なんて報告をして喜んでもらいました。

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