褒めて育てるとよく言います。
この「褒める」というのが曲者で、「僕は褒めて育つタイプなんです!」なんて言われると、育てる気が失せてしまいます。
ただ褒めると言われても「何を」褒めれば良いのでしょうか?この答えが人によって異なるために議論が分かれます。答えがあるようでいて無い、面白い部分です。
頑張ったことを褒める
最後まで頑張ったね。そんな言葉をもらうと暖かくなります。
でも、それしか褒められないのだとすると、成果は二の次ということになります。成果を出さなくていいと思われる原因となり良くありません。
成果を褒める
大した努力をしていなくても成果が出ることがあります。
逆にたくさん苦労しても報われない事があります。
成果さえ出れば何でもいいとしたら、それもおかしな話です。
成果を出す過程に着目
子どもの学校の成績表が送られてきたときにどうしたらいいか。考えました。
Aが増えてきてよかったね。
まずは結果を褒めます。
Aの科目はどのくらい頑張ったの?
状態の確認をします。
なんでこの教科はDなの?
原因の追求をしてみます。
これからどうしたら良くなりそう?
改善案の自分の頭で考えさせます。
自分の頭で考えた答えは、まだまだかもしれません。
もし、意見を求められたら、自分ではどう考えているのかを聞き出します。
何が問題点で、何が必要なのか。
一度子どもの考えを認めた上で、初めて親としての意見を言います。反論が始まる前に、なぜ親がそう考えたのか。その理由を考えてもらいます。どうやったらできるのかを考えさせる。
最終的に、自分で答えを出すように仕向けたいものです。
Posted from するぷろ for iOS.
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