今年から国民年金の2年分前納が始まります国民年金の保険料は今までは月払い、半年払い、年払いの3種類でしたが、今年から2年分前納できるようになります。2年分前納するとおよそ14,400円割引になります。

【口座振替による保険料額と割引額】
   6ヶ月前納   1年前納   2年前納
平成26年度 90,460円 179,160円 355,280円
        (1,040円) (3,840円)(14,800円)

 (  )は毎月納める場合と比較した割引額です。

割引率は4.1%

所得が多い人、もしくは所得が多い人の場合は所得控除の恩恵を受けることができる公的年金です。
2年全納となると、今年は2年分控除で来年は控除がないということになります。
そのため、2年分全納する年としない年の所得が多いか少ないかで、実際は税金面での負担が変わってきますから、恩恵は表面的な4.1%以外の所にあるかもしれません。

収入が多い人

お客様で収入が多い人には、お子さんの国民年金は免除しないで支払っておいた方が良いとアドバイスします。所得が多くなればなるほど所得控除は魅力的なのです。

4.1%の運用ができるかどうか

将来年金を受け取る立場になって心配なのは、4.1%も割引してしまって運用は大丈夫なのだろうかと言うことです。もし仮に全員が2年全納を受けて4.1%の割引を受けたとしたら大丈夫なのかなとありっこない心配をしてしまいます。4.1%で運用できる金融商品って今あまりお目にかかれませんから。

国民年金の納付率

厚生労働省が2014年2月19日に発表した国民年金の納付率を見るととても残念な状態です。若いうちは良いですが、年をとったときに無年金できつい人を見ているので人ごとではありません。
年金がなくてもしっかりと一章食うに困らない貯蓄があるから大丈夫な人もいるとは思いますが、ほんの一握りでしょう。一握り以外の人は着実に貯めておくべきです。

後納制度

国民年金は原則2年間しか納めることができません。ですが平成24年10月から27年9月までの3年間は時効で納めることができなかった国民年金保険料が過去10年分まで納めることができるのです。

受給資格

そもそも年金の受給資格が25年以上納付しないと発生しない(満額の受給を受けるためには40年間の納付が要件)のが問題な気がします。10年払った人は10年分受給できるのならもっと納付率が上がるのです。

年金機能強化法

平成24年8月10日に成立した年金機能強化法が予定通りに施工されると国民年金保険料を後納することにより、65歳以上の方が、保険料納付済期間、保険料免除期間及び合算対象期間(保険料を納めなかった期間も含まれます)を合算して10年に達した場合に、平成27年10月から年金を受けることができるようになる予定ですが、消費税増税は知っていても年金のことを知らない人は多いのが気になります。

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