目次
生命保険を上手く利用できていますか?
生命保険って高額なのに、薦められると断れず、なんとなく
加入してしまうというケースも多いと思います。
ですが生命保険金の効能を、きちんと把握して加入し
ないと損をすることもあるんです。
生命保険は上手く活用して相続税の節税をしている人も
います。同じだけ支払って節税が出来る方法があるなら
節税できたほうがいいですよね。
生命保険は付き合いで入らない
生命保険はものすごく大きな買い物です。
例えば、毎月1万円ずつの保険料を20歳の時から60歳に
なるまで払い続けたら、1万円×12ヶ月×40年=480万円
の買い物です。
毎月1万円だったら払えるから付き合いで入る、という
人もいるかもしれませんが、付き合いで480万円もの資金
が拘束されると思うとそこまでするほどの人間関係か
どうか考えたいところです。
薦めてめてもらった保険が本当に必要なら加入するという
スタンスをつらぬけると良いですね。
生命保険の保険料と税金について
所得税の生命保険料控除
生命保険料を支払った人は、一定の計算式で所得税の
生命保険料控除を受けることができます。
要するに、生命保険料の負担をしている人は少しですが、
毎年の、所得税・住民税が安くなります。
上限がありますのでたくさん払いすぎてもダメですが、
現在、最高で12万円まで、所得税率を掛ける前の金額
から所得控除が受けられるんです。
生命保険料が少し値引きになるようなイメージですが、
何%値引きになるかは収入によって所得税率が変わり
ますので計算してみないとわからないのですが、12万
円の控除を受けられる人なら最低でも所得税で10%、
住民税で5%、合わせて15%保険料が値引きになること
になるんです。
保険金を受け取ったときの税金
死亡保険金
人がなくなった時に受け取る生命保険は、保険の加入の
仕方によって税金が大きく変わるので契約するときに注
意が必要なんです。
例1・保険料を負担者していた夫が亡くなった時
1)夫の法定相続人である子供と配偶者が受け取った保険金
→相続税がかかります。法定相続人が受け取った保険金
については一人500万円までの控除が受けられます。
2)法定相続人でないおじいちゃんが受け取った保険金
→相続税がかかります
例2・おじいちゃんが例1の保険料を負担していた場合
1)夫の法定相続人である子供と配偶者が受け取った保険金
→おじいちゃんが保険料を負担していたので、贈与税がか
かってしまいます。
贈与税は税率が高いので、こうならないように気をつけ
ないといけません。
2)保険料を負担していたおじいちゃんが受け取った場合
→自分で保険料を負担していた保険金を受け取った時は
所得税の一時所得がかかります。受け取った保険金から
これまでに払い込んだ保険料を差し引いた金額から、
50万円の特別控除を引いた金額に対して所得税がかか
リます。
簡単に例を上げましたが、誰が保険料を負担していた保険
かどうかで、受け取ったときの税金が大きく変わるのです。
相続税の範ちゅうで保険金が受け取れる例1の1)のような
形になるように保険の契約をするのがベストです。
医療保険
では、医療保険の給付金を受け取った時は税金はかか
るのでしょうか?
不慮の事故や疾病などにより受け取れる給付金は所得税
の非課税なので申告は不要です。
でも、入院をしたりした場合に確定申告で医療費控除を
受けるときには、かかった医療費から受け取った保険金
をは差し引かなくてはいけないので注意が必要です。
編集後記※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
お盆前に家族でお墓の掃除。
そのあとサーバーを含むPCのメンテナンス。
使っていないPCでWindows10へのアップグレードを試し
ていたらブルースクリーンが出ています。
電話も少ないので普段できないメンテナンスをやるのに
は良い時期です。
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