医療費控除の対象になる介護サービスb88078291c9e6eb6b3e3c28a17638757_m

年末調整の準備

9月の終わり頃になると保険会社から控除証明書が届きはじめます。
これを使って(ない人は使わずに)年末調整をすると還付金が帰ってきたり、
不足分の税金を徴収されたりします。

年末調整をすると、毎月のお給料から源泉徴収で差し引かれいる所得税が
精算されます。お給料の金額によって多すぎたり少なすぎたりているのを
精算するので、多く払いすぎている人は還付されて、
足りない人は不足分を徴収されます。

お給料をもらっている人は年末調整で1年分の所得税が精算されるケースが多いのです。
ですがその年に医療費がたくさん払っている人は
かかった医療費の領収書を確定申告書に添付して明細書をつけると医療費控除を
受けることができます。今日は医療費控除のお話です。

医療費控除を受けることが出来る人

1.税金(所得税)を払っている人
医療費控除で税金の還付を受け取る事ができる人は、税金(所得税)を払っている
人です。どんなにたくさん医療費を払っていても、
税金を払っていない人は医療費控除で還付を受けられません。
税金を払っているかどうかはその年の「源泉徴収票」を確認するとわかります。
「源泉徴収票」を見ると1年間で受け取ったお給料がいくらで、
どれだけ控除を受けていて税金をいくら払っているのか分かります。

源泉徴収票の右上の氏名の下にある「源泉徴収税額」に記載されている金額が
その年に払った税金(所得税)です

源泉徴収票

2.誰の医療費が対象か
自分はもちろんですが、配偶者、子供その他の同居している親族、
同居していなくても収入が少ない親の医療費を負担してるような
場合の医療費も対象になります。
ですからこれらの人の医療費の領収書は1年分は保管しておきます。

3.どんな費用が対象か
病院で治療のために支払った費用
薬局で治療のために支払った薬代
病院までの電車賃等の交通費
介護にかかった費用の一部

寝たきりの人のおむつ代について
寝たきりの人に必要なおむつは直接医療に関わるものではありませんが
患者さんのにとってどうしても必要なものです。おむつ代は原則として医師が発行した
「おむつ証明書」があれば医療費控除がうけられます。

医師の証明書

2年目以降の場合は「おむつ証明書」がなくても「主治医意見書」の写しや
市町村が発行する「意見の内容を確認した書類」
があれば医療費控除が可能です。
証明書の中で「心身の状態の関する意見」B1〜c2(寝たきり)で、かつ
「介護にかかる意見」で尿失禁の可能性があることが証明される場合です。

2年め以降

もちろんおむつ代の領収書も必要です。
おむつに係る医療費控除についてはここがわかりやすいです。

医療費控除の対象になる介護サービス

病院の治療代や薬代、電車賃は比較的わかりやすいのですが、
介護にかかった費用で受けれれる医療費控除はわかりにくくなります。

1.医療系サービスに該当する居宅介護サービスや介護予防サービスの利用料
これは医療にかかるものですから全額控除対象になります。
具体的には下記のようなものです。
1)訪問看護
2)訪問リハビリテーション
3)居宅療養管理指導
4)通所リハビリテーション(デイケア)
5)短期入所療養介護(医療系ショートステイ)

2.医療系サービスに該当する居宅介護サービスや介護予防サービスの利用料
介護サービス単独での利用は医療費控除は受けられませんが、
上記1.の医療系サービスと合わせて受けている場合には対象になります。
1)訪問介護
2)夜間対応型訪問介護
3)訪問入浴介護
4)通所介護(デイサービス)
5)認知症対応型通所介護
6)小規模多機能居宅介護
7)短期入所生活介護(ショートステイ)

3.医療費控除の対象にならない居宅介護サービス・介護予防サービス
1)認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
2)特定施設入居者生活介護(ケア付きホーム)
3)福祉用具の貸与

4.福祉介護サービスの取り扱いは
1)特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)の利用料は
区分が難しいため、支払った施設サービス費の1/2が医療費控除の対象になります。
2)介護老人保健施設のサービス費は全額医療費控除の対象になります。
病状が安定期にある要介護者に対する看護や介護等のサービスに成りますので
医療系サービスに該当するからです。
3)介護療養型医療施設の施設サービス費も全額医療費控除の対象です。
上記4(2)と同様の理由から医療系サービスに該当します

まとめ

つまり医療費控除の対象になる介護サービスは、
まず医療系サービスかどうかを判定することがポイントになります。
介護系サービスがわかりにくいのは同じサービスでも呼び名が
異なるものが多いという点です。
わかりにくいですから領収書をもらったら捨てずに1年分はとっておいて、
確定申告に備えましょう。

 

【編集後記】※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

今年は台風が多いですね。
10月にしては暑い日が続いているのも関係があるのでしょうね。
折角の連休なのに雨だと言って落ち込んでいてももったいないので
こんな日だからできることをやるのが良いですね。

 

Related Articles:

Post Footer automatically generated by Add Post Footer Plugin for wordpress.