消費の拡大は幸福感がリンクしない理由Bs151026M 016r

アメリカの雑誌Functional Inefficiencyに関する記事を読んで

ドキッとしました。今日はその紹介です。

Functional Inefficiency

:The Unexpected Benefits of Wasting Time and Money
『「実利的非効率」の罠』‐無駄をなくして豊かになるには?
Peter S. Wenz 著
Prometheus Books
2015/06

この雑誌の中で、消費の拡大は必ずしも人々を効率的に幸福

にするわけではないというようなことが書かれています。

だいたい以下のような感じです。

米国でGDPの70%を占めている個人消費を拡大することが、

経済成長や、雇用創出につながると考えられているけれど、

消費拡大は必ずしも人々の幸福度とは一致しない。

 

その理由はいくつかあるが、その中の一つ。

消費は「中毒」になりがちであることをあげています。

たくさん消費して可能な限りの豊かさを手に入れたとしても、

慣れてしまえばそれが当たり前になってしまって、

もっと良いもの、もっと新しいものを買わなければ

幸福感を得られなくなるというわけです。

 

これを読んだ時、ドキッとしました。

なんだか麻薬みたいですよね。

必要以上の消費をしても、幸福感を感じるわけではない。

たしかにそうです。

物がない時代と違って、がむしゃらに働いてお金を得て

大量消費しても幸せになれるわけではないんです。

もちろん一生のうちにはがむしゃらに勉強したり仕事を

しなくてはいけない時期はあります。

でも幸せになることを考えたると、そればかりでは

いけないのだと考えないわけに行きません。

 

経済の発展は人間の幸福にリンクさせるために必要な

ものだとおもいます。それが一定水準を超えると、

比例しない動きをするようになるわけなんです。

どんどん新しい物に買い換えるのは心が満たされ

ないものを物で補おうとしているのかもしれません。

経済成長の概念を底からひっくり返して見る必要が

あるのかもしれません。

 

編集後記※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

本当に厳しい時でしたが、支えてあげたいと思う人がいることが、心の支えになるものなんですね。皆さんに気を使っていただいています。長く苦しんできたけれど、本当は一人じゃなかったんだと改めて感じる今日このごろです。

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